いまここのシェフがもつ称号「優秀公邸料理長」とは?

「日本料理いまここ」のシェフがもつ称号「優秀公邸料理長」とは

評判の和食屋「日本料理いまここ」。
そのオーナーでありシェフを
つとめるのは、大角公彦という人です。

 

その略歴をみると、グランドハイアット東京
「旬房」など、超一流店で修業を積み、
和食を極めたことが分かります。

 

そして、日本の外務省から
「優秀公邸料理長」の認定を
受けているのです。

 

漠然とすごいことなのだろうな
と思いますが、「優秀公邸料理長」って、
どんなものなのか?

 

そこをちょっとだけ調べてみました。

 

外務省のホームページを参考にしました。

 

毎年7月末ないし8月はじめに、
外務大臣による表彰が
おこなわれています。

 

国際関係の様々な分野で活躍
している人の中で特に顕著な功績が
あった個人や団体を表彰しているのです。

 

外国の日本大使館へ大使に帯同する形で
赴任する公邸料理人という人がいます。

 

その人たちに対して「優秀公邸料理長」
の称号を、この表彰の時に合わせて
与えているのです。

 

在外公館(大使館)は、現地政府などとの
交渉や情報収集など、外交活動の拠点
となります。

 

その在外公館長の公邸において
現地有力者等を会食に招待することは
重要な外交手段の一つです。

 

ですので、在外公館長は、間違いのない腕を
持つ専任の料理人を「公邸料理人」として
雇い、現地まで帯同させているのです。

 

つまり、シェフの大角公彦さんは、
外国の日本大使公邸での会食の料理人
として腕を振るった経験があるということ。

 

調べてみると、平成22年の9月から
約2年間、在ボリビアの日本大使館で
勤務したようですね。

 

「優秀公邸料理長」の称号を認定されている
ということは、外国の要人に出しても
恥ずかしくない料理を作れるという証し。

 

料理人としてトップの腕を持つことの
お墨付きというべきものです。

 

そんなすごい料理人が作った料理、
一度でいいから食べてみたいものです。