和牛胃もたれ、原因は?失敗しない高級A5和牛選び

和牛胃もたれその原因は?胃もたれしない高級A5和牛の選び方

和牛を食べると胃がもたれる・・・、
高級な牛肉ほど消化不良を起こしたり
するから高い肉は食べられない・・・

 

どうして?おいしいから食べたいのに!

 

悲しいですよね。
牛肉霜降り
サシがいっぱい入った霜降りを食べると
胃もたれをおこす、その原因をここで少し
解説したいと思います。

 

そもそも胃がもたれるとは?牛肉のどの脂が原因?

 

よく、脂っぽいものを食べると
胃がもたれるといいますよね。
あれ、確かに正解なのです。

 

でも、答えとしては
ザックリとし過ぎなのです。

 

牛肉に含まれる脂にも種類があって、
胃もたれの原因になっているものと
そうでないものとがあるのです。

 

胃がもたれるとは、胃の中に食物が長時間
とどまっていることで、胃が重たいなどの
感覚がする症状のことをいいます。

 

食物にはたんぱく質や炭水化物、
そして脂質など、たくさんの栄養が
あります。

 

それを分解し消化するのが
胃や腸なのですが、
胃では脂肪は分解できないのです。

 

脂肪は胃の次にある十二指腸が
消化分解します。
脂肪は十二指腸が消化します

 

十二指腸はある消化液を分泌して
脂肪を分解します。

 

その消化液にはもう一つ役目があります。
胃の運動をおさえる働きです。

 

つまり十二指腸が脂肪を分解しているときは
胃の動きはにぶるのです。

 

これは、脂肪を十二指腸が消化するのに
時間がかかるからです。

 

これが脂質の多い食事をすると
胃がもたれる理由です。

 

ミリスチン酸やパルミチン酸など、
融点(とける温度)が高い脂肪が
その原因になります。

 

脂肪には種類があります。
リノール酸といった融点の低い
脂肪もあります。

 

では融点が低ければいいのかといえば
そうではありません。

 

リノール酸は、食べたお肉がのどを通った
ときから液体になり胃壁に付着します。

 

胃がそれを感じ取り、胃液を出します。
胃はリノール酸に対して感じやすく
できているのです。

 

より多くのリノール酸が来ると、
それだけ胃液はたくさん出ます。

 

働きの遅くなった胃にたくさんの胃液が
貯まる形になるので、さらに胃もたれを
感じやすくなるというわけです。

 

では、胃もたれしにくい牛肉って?選び方のポイントは?

 

上記でお話しした種類の脂肪が少なく、
これらとはまた別の種類の脂肪の割合が
多い牛肉が胃もたれしにくい牛肉といえます。

 

また別の種類の脂肪?

 

そうです。
オレイン酸という、
また別の脂肪があります。

 

オリーブ油に含まれる成分で、
コレステロール値を抑制するといった
健康効果をもっています。
オリーブ油・ボトル
オリーブ油で消化不良になった、
という話を聞いたことはありませんよね?

 

オレイン酸はリノール酸のように
胃が反応しやすいわけでもなく、
他の脂肪のように融点が高くもありません。

 

だから、消化がいいのです。

 

このオレイン酸の割合が高いお肉が
胃もたれや消化不良を
起こしにくい牛肉です。

 

オレイン酸がいっぱい入っているA5ランク和牛が欲しい!

 

オレイン酸がいっぱい入っていて、
なおかつA5ランクの高級和牛。

 

これこそが、胃もたれを起こさない
ベストのお肉ということになりますよね。

 

そんな和牛あるの?おすすめは?

 

このサイトでも紹介しているかつべ牛は
おすすめといえます。

 

オレイン酸の含有量が和牛の中でも
非常に多い部類のお肉だからです。

 

かつべ牛にはオレイン酸がどれくらい
入っているの?

 

詳しくは、>>>こちらの記事をご覧ください。

 

かつべ牛は年間約50頭しか生産されない
超希少な黒毛和牛だそうです。

 

入手方法は非常に限定されています。

 

詳しくお知りになりたい方は、

 

このサイトの関連ページを
ご覧になるとともに、下記画像の
幻の牛しゃぶ通販ページもご覧ください。

 

参考になると思います。

 

あなたの胃と舌の両方を満足できる
お肉だと思いますよ。
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かつべ牛に含有のオレイン酸量は?最近の和牛評価基準の変化とは

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